
J1の名古屋グランパスが、今夏のイベントのメインビジュアルを発表した。そのゴールドに染まった圧倒的な迫力に、多くのファンが称賛の声を上げている。
今シーズンのJ1は現在、中断期間に入っている。各国代表チームの活動があるためだが、このインターバルに最高の流れで突入したチームがある。そのひとつが、名古屋グランパスである。
多くの実力者を擁しながら、リーグ戦では開幕から6戦未勝利。降格圏に沈むなど、ファンは不安を募らせていた。
だが、第14節以降は6試合無敗ロードを突き進んでいる。現在は、14位にまで順位を上げているのだ。
この上り調子とともに発表されていたのが、夏季のイベントだった。恒例となっている「鯱の大祭典」である。
地元とのつながりを強く感じさせるイベントは数年来、続いている。そして、このイベントの発表が後押しするように名古屋は調子を上げ、2連勝で中断期間に突入したのだ。
名古屋は、このイベントのためだけの特製ユニフォームを発表するなどしていたが、6月7日にはイベントのメインビジュアルを発表した。
「かぶき、おどる、赤金(あかきん)の祭典」が、今回のイベントのテーマである。そのとおりのメインビジュアルが完成した。
ひと言で言えば、とにかくゴージャスだ。クラブカラーの赤もあるものの、ゴールドがポスターを埋め尽くす。
マスコットのグランパスくんを中心として、マテウス・カストロら所属選手が最高の表情を浮かべ、ユニフォームなどのゴールドがさらに輝きを後押ししている。イベント参加の松平健の「マツケンサンバ」姿も、まったく違和感なく溶け込んでいる。