
■「フランスに来てよかった」
では、1月にスタッド・ランスに合流した関根大輝は、0-3と完敗に終わったフランス・カップ決勝、パリ・サンジェルマン戦について、どう感じたのか?
「正直、何もできませんでした。チームがどうこうよりも、個人として力の差があり過ぎました。
でも、フランスに来ていなかったら、こんなに何もできない相手と戦うチャンスもなかったので、そこはフランスに来れてよかったですね」
と、レベルの違いにショックを受けつつも、前向きな発言。続けて、
「本当にうまいし、早いし、強いし。あんなに簡単にやられるとは思っていなかったですね。
(ブラッドレー・)バルコラ選手の先制点のときに、走られたので体を当ててスピードダウンさせようと思って相手(バルコラ選手)の体にいったんですけど、速かったというか、簡単にすり抜けられた。あそこはファールするぐらいに行くべきだったのかなと。カードをもらってもいいぐらい、大事なプレーだったと思います」
と、振り返った。この失点から早くも、さらなる成長への課題を見つけたようだ。