
2022年日本大会からの連覇を狙い、2025年E-1選手権の地である韓国・龍仁に乗り込んできた日本代表。7月8日の初戦・香港戦は5日のJ1公式戦から移動を伴う中2日ということで、森保一監督が誰を起用するかが大いに注目されていた。
ふたを開けてみると、11人中6人が代表デビューの選手。GKピサノ・アレクサンドレ幸冬堀尾(名古屋)、安藤智哉(福岡)、久保藤次郎、垣田裕暉(ともに柏)、ジャーメイン良(広島)、宮代大聖(神戸)という面々だ。
後半から途中出場した山田新、大関友翔(ともに川崎)、中村草太(広島)、望月ヘンリー海輝(町田)の4人を含め、実に10人が初キャップだった。
「スタートが6人初代表。交代選手4人も初代表ということで、多くの選手たちがこの難しい初戦の舞台で代表のキャップを刻めたことで、代表チーム全体の強化にもなっていくと思います」と森保一監督も試合後、前向きにコメント。新戦力テストはある程度、奏功したと捉えている様子だ。
そこで、彼らを前線アタッカー陣と中盤より後ろのグループに分けて評価してみることにする。