サッカーくじ「toto」予想(第1541回)5月24・25日(1)昨季の王者が「未消化」ながら6位浮上、頼れる2大FWが「大健闘6勝」清水を撃破、連戦が続く川崎は「4戦未勝利の相手」とドロー決着の画像
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 今回のtotoはJ1第18節の10試合と、J2第17節の3試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めていこう。

■その上を行く「ストライカー」

 今節を前に、ミッドウィークに試合が行われた。ルヴァンカップ3回戦と、未消化だったJ1第13節の2試合が行われたのだ。

 ルヴァンカップでは、ターンオーバーしたチームがほとんどだった。一方で、リーグ戦を戦った4チームは、今週末への影響も鑑みながら、選手起用では難しい判断を強いられたはずだ。

 その4チームのうち、最下位に沈む横浜F・マリノス以外はリーグ戦で上位を争うチームが多く、投票率でも勝利を予想する声が多いようだ。そうした予想は、はたして正しいのだろうか。

 まずは6位に順位を上げてきたヴィッセル神戸だ。まだ未消化の試合がありながら、昨シーズンの王者が調子を上げてきたように見える。

 大きいのは、頼れるFWにゴールが生まれていることだ。前節も決勝点を挙げた大迫勇也が2試合連続ゴール中。同じく、今季開幕後に加入したエリキも2試合連続ゴールで勝利に貢献している。

 今節対戦する清水エスパルスは、J1復帰初年度で現在10位と健闘している。ここまで6勝を挙げているからだが、その相手はすべて、現状で順位表の下半分にいるチーム。つまりは、清水は少し順位がならされてきた現時点で、自分たちより上のチームに勝っていないのだ。

 清水は決して侮れない。しかし、その上を行くのが神戸のストライカーたちの迫力。勝点3を積み上げることだろう。

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