
5月18日の川崎フロンターレ戦を0-2で落とし、再び順位を11位まで下げてしまったセレッソ大阪。同じ勝ち点22に4チームが並んでいて、1勝すれば6位まで上がれる可能性もある混戦状態だが、すでに勝ち点37を稼いでいる鹿島アントラーズや同33の柏レイソルとは徐々に差が広がり始めている。ここで停滞感に歯止めをかけ、再び連勝街道を進んでいかないと、先々が厳しくなるのは確かだ。
17試合で24失点という守備を修正していくことは最重要課題だが、川崎戦で直面した「決めきる力」を引き上げていくことも大きなテーマだ。
「後半の序盤から中盤にかけては、こちらの方がうまくコントロール試合をしてましたけど、最後のクオリティのところがね……。決定的なチャンスを作り出せなかった。そこはフロンターレの方が上だったですね。
僕らも(北野)颯太とかが入って変化を加えてたんで、結果的にどっちに転んでもおかしくなかったけど、勝利をもぎ取ったのは彼らだった。僕たちが力がなかったのかなと思うし、事実を受け入れるしかない」と香川真司も神妙な面持ちでコメントしていた。