■今後の光明となる「好ゲーム」に
後半序盤は、大阪のペース。ゴールに何度も迫るも1点が遠い。一方の東京は後半14分、15歳の北原が相手のマークを外して強烈なシュートを放つも、惜しくもGK一森の正面に。
後半17分に、その北原らに代えて、MF俵積田晃太、MF高宇洋、DF白井康介を投入した東京。
大阪は後半26分に宇佐美を投入したが、試合が動いたのは、終了間際の後半41分だった。
東京の俵積田がハーフウエーライン付近でパスをもらうと、ドリブルでボールを前に運ぶ。そして、鋭いカットインから大阪DF中谷進之介をかわすと、ゴール右隅にシュートを突き刺した。
その後45分には、同じく途中交代の高が追加点。勝負を決めた。さらに、後半アディショナルタイムには、俵積田の突破がオウンゴールを誘発。終わってみれば、3ー0の完勝で、東京は9試合ぶりの白星を手にした。
FC東京にとっては、新たなる可能性を探るとともに、俵積田、高らの奮起を促した、今後の光明となる好ゲームとなったのではないか。次戦は、味スタで清水エスパルスと戦う。
■試合結果
FC東京 3-0 ガンバ大阪
■得点
86分 俵積田 晃太
90分 高 宇洋
90+4分 オウンゴール