西川周作のパスからの中央突破を再現!?

 多くのファンが“既視感あり”と映像を重ねたのが、4月13日のJ1リーグ第10戦での浦和レッズの電光石火のカウンター攻撃だ。GK西川周作の超低空長距離パスから渡邊凌磨のフリック、そしてボールを受けた松尾佑介のスピードに乗ったドリブルからの中央突破でFC町田ゼルビアからゴールを奪ったシーンを、西川の後輩である元浦和の鈴木が再現して見せたのだ。

 惜しくもゴールにはならなかったが、0−0で終えた試合で、鈴木はマン・オブ・ザ・マッチに選出された。欧州ビッグクラブへのステップアップ移籍も取り沙汰されている日本代表守護神が、自身の価値をさらに高める超攻撃的なカウンターパスだった。

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