
現地時間の4月30日、川崎フロンターレは準決勝でアル・ナスル戦に挑むが、長谷部茂利監督はどのような選手起用をするか。
文字通りの激闘だった。同27日の準々決勝アルサッド戦ではGK山口瑠伊、DF 高井幸大、DF 佐々木旭、DF三浦颯太、DF丸山祐市、MF脇坂泰斗、MF河原創、MF家長昭博、MF山本悠樹、FWエリソン、FWマルシーニョが先発。延長までもつれ込んだ中で山口、三浦、高井、丸山、河原の5人が120分を戦い抜いた。
脇坂泰斗や佐々木旭らは足をつってしまったほどの激闘だっただけに、それぞれのコンディションを直前まで確認しながら先発メンバーを見極めることとなりそう。
28日の練習は室内調整のみで、29日は冒頭15分だけの公開だったことから予想をするのは難航を極めるものの、アルサッド戦からは半数近くが入れ替わるのではないかと思われる。
GKは山口でそのまま行くものと思われ、最終ラインは1人が入れ替わるか。入るのはファンウェルメスケルケン際。マネらとの対峙を迫られる右サイドバックでの起用になるはずだが、気になるのは左サイドバックの人選だ。三浦がそのまま行くものと見られるが、そのコンディションによっては、CBを経験して対人に磨きのかかった佐々木を左で起用してもいいはず。長谷部監督は以前、最終ラインの選手起用について慣れているメンバーを起用したほうが失点が少なくなる可能性について言及しており、その観点からも三浦か佐々木になるのではないかと思われる。