
敵地で2−0の快勝を収めたスタッド・ランスの試合後のロッカールームでの「勝利の舞」での“もぐもぐ純也”が話題となった。
現地4月11日に開催されたリーグ・アンの第29節で、サッカー日本代表の伊東純也、中村敬斗、関根大輝の3選手が所属するスタッド・ランスは、RCランスとアウェーで対戦。粘り強い守備とGKエフバン・ディウフのファインセーブで相手の攻撃を防ぎながら、前半33分、後半43分と中村の2得点で勝利を収めた。
その直後のロッカールームだった。選手たちが輪を作り、独特のリズムに合わせての歌とダンスで勝利を喜ぶ“恒例行事”を行い、今季リーグ戦10&11ゴール目を挙げた殊勲の中村の「ケイト!ケイト!」のコールも沸き起こって盛り上がったが、日本のファンが注目したのは、その隣にいた伊東の姿だった。
過去、伊東は3月29日のマルセイユ戦後の「勝利の舞」で、後方のロッカーの中に身を沈めて「ロッカーの妖精」と呼ばれた伊東は、4月2日のフランス杯決勝進出を決めた際にはロッカーから少し身を乗り出して中村の頭をポンポンと叩いた。その伊東がついに輪の中に入ったのだ。
だが、マイペースで知られる伊東はファンの“密かな期待”を裏切らない。両サイドの中村とウマル・ディアキテから肩を組まれて首を上下に揺らして“ノリノリ”を装いながら、隙を見て目の前のテーブルの“おやつ”をパクリ。一人だけもぐもぐしているのだ。