
日本時間の4月21日、川崎フロンターレと横浜F・マリノスが日本からサウジアラビア・ジェッダまで移動した。その長距離移動をJリーグがサポートしてチャーター便が用意されたが、負担軽減の工夫が施されていた。
この日、両チームが出発したのは成田空港で、その一角に所狭しと荷物が並んだ。川崎フロンターレは海外遠征で過去最多とする197個の荷物を預け入れたとしており、通常の飛行機とは違ってより多くの物資を運べたことになる。中にはさまざまな食材も含まれており、選手にとって楽しみであると同時に栄養を考えたうえでの調理を行うことができそうだ。
また、機内も特別仕様に。多くの選手がビジネスクラスに座ったが、座り切れない選手やスタッフは基本的に3席で1人が座れるようになっており、それを使ってしっかりと睡眠が取れるように。加えて、通常機では搭載されていない厚手で大きめの毛布が用意されていたことで地上により近い環境が作られ、多くの選手・スタッフが移動疲れを軽減することができたようだ。