
4月20日、川崎フロンターレは東京ヴェルディとのJ1リーグ第11節を戦い、0-0で引き分けた。ACLEファイナルズ前の7連戦の結果を2勝4分1敗とした。
FC東京戦から始まったこの7連戦は2連勝で幕を開けた。しかしその後は引き分けが続いて勝利を重ねられず。ヴィッセル神戸戦では苦しい90分間を過ごしての黒星を喫した。
中2日や中3日での試合が続いた中で、長谷部茂利監督がピッチに送り出した選手の数は27人。土屋櫂大がプロ初出場を飾るなどした中で、パトリッキ・ヴェロン、山内日向汰ら出場機会が訪れなかった選手もいた。
7試合すべてに先発出場したのはマルシーニョただ一人。清水エスパルス戦では途中交代に不満な様子も見せたものの、指揮官からの信頼を見せる起用法となった。
6試合に先発したのは脇坂泰斗、山口瑠伊、丸山祐市、三浦颯太、佐々木旭、高井幸大、河原創の7人。このうち脇坂、山口、佐々木、河原が残り1試合に途中出場して全試合出場を果たしており、マルシーニョを合わせて5人が全試合に出場した。
5試合に先発出場した選手はいなかったため、上記8選手がこの7連戦での主軸だったことになる。また、伊藤達哉は先発出場こそ3試合だったものの全試合出場を果たしている。
ただし、全試合出場した5選手の中での出場時間の差も大きい。最長出場時間を記録したのは脇坂泰斗で567分。一方、最短出場時間だったのは伊藤で287分。両者の差は380分となった。