■長谷部茂利監督の見解は

 なお、4試合に先発したのは山本悠樹家長昭博で、それぞれ6試合に出場。3試合に先発出場したのは先述した伊藤に、山田新とエリソンを加えた3人。2試合に先発したのは橘田健人で、町田ゼルビア戦での負傷の影響で後半4試合を欠場していた。同じポジションでライバルとなる家長昭博と伊藤達哉だが、出場時間では家長が長かった。
 1試合に先発したのは大関友翔(5試合出場/125分)、ファンウェルメスケルケン際(2試合出場/102分)、瀬川祐輔(2試合出場/94分)、チョン・ソンリョン(90分)、セサル・アイダル(1試合出場/88分)、田邉秀斗(1試合出場/82分)、小林悠(3試合出場/79分)、大島僚太(1試合出場/78分)、ジェジエウ(2試合出場/62分)となっている。
 また、先発の機会がなく途中出場でピッチに立ったのは、4人いる。2試合の途中出場は神田奏真(29分)、宮城天(28分)で、1試合途中出場は車屋紳太郎(57分)と土屋櫂大(2分)だった。
 大幅に選手を入れ替えたのは町田戦(4月6日開催)から横浜F・マリノス戦(同9日開催)、そして、その横浜FM戦から清水戦(同12日開催)の時のみだった。
 清水戦では選手の疲労がかなり見られたため、神戸戦で再び選手を大きく入れ替えるかと思われたが替わったのは1人のみ。試合後、長谷部茂利監督に選手を入れ替えると思ったことを伝えたうえでコンディションについて質問すると、疲労について「多少なりともあったと思います。体と心、頭もサッカーのことをずっとやりっぱなしなので疲れているとは思います」としながらも、「それは言いわけにできないという話もしています。(神戸戦まで)3日間調整している。ただ、(清水戦と神戸戦の)4日間の話ではなくずっと続いているので、タイトスケジュールとも戦っていかなくてはいけない。それが今のクラブの立ち位置ですから、それに負けることなく」と、クラブの立ち位置があればこその説明をした。

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