
ドイツ1部ボルシアMGに所属するサッカー日本代表DF板倉滉の“技ありコントロールヘッド弾”に称賛の声が寄せられた。
現地4月6日に行われたブンデスリーガ第28節で、ボルシアMGは敵地でザンクト・パウリと対戦した。欧州カップ戦出場権争いに加わっているボルシアMGだが、残留争いの渦中にある相手に劣勢の展開を強いられるも、センターバックとしてスタメン出場した板倉を中心に無失点で凌ぐ。そして0−0で迎えた前半アディショナルタイムだった。
右サイドからのコーナーキック。MFフランク・オノラが右足アウトスイングでのボールをファーサイドに送り込むと、板倉がボックス内の遠い位置から狙い澄ましたヘディングシュート。目の前でジャンプした味方のブラインドになりながらも、しっかりとボールを頭にヒットさせ、逆サイドネットへと吸い込まれる技ありのヘッド弾を決めた。
板倉にとって昨年10月19日の第7節以来となる今季リーグ戦2得点目。その後、ボルシアMGは終盤まで1−0リードで試合を進めたが、後半40分に失点して1−1ドロー。それでも板倉自身は持ち前の得点力の高さを改めて発揮し、評価を高める一戦となった。