【FW山田新のファウルスローが照らした川崎の多彩な強さ】大島僚太、大関友翔、伊藤達哉のそれぞれ見解が異なるからこそのチームの強み……追加点を目指す「必死のプレー」の捉え方の画像
FC東京戦での川崎フロンターレの山田新、伊藤達哉ら 撮影:中地拓也
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 3月29日に行われたFC東京と川崎フロンターレの一戦。「多摩川クラシコ」と名付けられている伝統のカードを制したのは川崎フロンターレだった。

 その緊張感ある90分で、ゴール以外で注目を集めた場面がある。後半13分頃に、FW山田新が取られたファウルスローだ。先発していた山田が後半10分に先制ゴールを決めた直後のプレーである。
 この時、FC東京陣内の高い位置でのメインスタンド側へとボールが転がっていった。ほとんどの選手が川崎陣内にいた状況においてそのボールに真っ先にアプローチできたのが山田で、必死に走ってプレーを再開しようとする。
 実際、これをチャンスと見た脇坂泰斗大島僚太は猛スピードでスプリント。敵陣ペナルティエリア内に入らんばかりに走っていた。
 山田はボールを拾うとすぐにスローインの体勢に入り、後ろから走ってきているであろう味方へと投げようとする。少しでも早くプレーに結びつけるためだ。
 しかし、家長昭博もかなりの速さで走っていたため、山田との距離が近い状態に。すでに勢いに乗っていながらも、家長を認識すると同時になるべく飛距離を短くしようと下に投げたことで、スローインの格好はかなり変わったものとなってしまった。

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