神戸新加入「元MVP」が先発起用に応えた!無敗の湘南は「キーパーソン」欠場も怒涛の反撃、ベンチスタート大迫勇也「プロとして問われる試合」で初勝利【明治安田J1リーグ第6節 湘南ベルマーレvsヴィッセル神戸】PHOTOギャラリーの画像
先制ゴールを決めたエリキが看板を飛び越えてサポーターのもとへ。期待の新戦力がいきなり2ゴールを決め、王者・神戸が絶好調の湘南に今シーズン初黒星をつけた。(20250316)撮影/原壮史(Sony α1使用)
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【明治安田J1リーグ 第6節 湘南ベルマーレvsヴィッセル神戸 2025年3月15日15:03キックオフ】 撮影/原壮史(Sony α-1使用)

■「目標を失った」2連覇中の王者

 湘南は開幕から5試合で3勝2分と絶好調。一方、2連覇中の王者・神戸は、勝利がない状況で、大きな目標だったACLEも敗退してしまった。そんな対照的な状態の両チームによる試合は序盤、アタッカー同士の競り合いが頻発するほど拮抗した状態が続いた。
 湘南は好調を牽引してきたキーパーソンの1人である福田翔生が欠場。それでも、最前線の鈴木章斗へのボールだけでなく、両ウイングバックが深い位置へと進み、攻撃の形を作り出す。
 カウンターからゴールを目指す形となった神戸は、24分にフリーキックのこぼれ球をエリキがダイレクトボレー。相手DFに当たってコースが変化したボールは、ポストに当たってゴールネットを揺らした。FC町田ゼルビアから期限付き移籍した、2023年度のJ2MVP選手が初めての先発起用に応えてみせた。
 これで試合の流れは一気に神戸へ。エリキと武藤嘉紀が内側でのプレーで攻撃の圧を強めると、前半のうちに追加点が生まれることになった。
 37分、湘南の攻撃をカットした神戸が一気に前を向くと、宮代大聖がライン裏中央へスルーパス。飛び出したエリキがゴールキーパーの位置を冷静に見極めて、浮き球のボールで確実に決めた。
 2点差とした神戸は、初勝利に向けてペースを握ったまま順調に前半を終えた。
 

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