
イングランドのプレミアリーグが2月の月間最優秀ゴール賞の候補8ゴールを発表し、ブライトンに所属するサッカー日本代表MF三笘薫の“異次元トラップ”からの超絶美弾が再脚光を浴びている。
文句なしのノミネートだ。現地2月14日に行われた第25節のチェルシー戦、4-2-3-1の左サイドMFでスタメン出場した三笘は0−0の前半27分、GKバルト・フェルブルッヘンからのロングフィードに抜け出すと、相手DFと競り合いながらトップスピードのまま右足甲で吸い付くような“空中ビタ止め”トラップ。さらに着地した直後に右足アウトサイドで切り返して相手DFをかわし、最後は右足でカーブをかけたコントロールショットをゴール右隅へ突き刺した。
このゴールはスタジアムにいた観客たちだけでなくピッチ上の選手たちの度肝も抜き、現地メディアや有名OBたちからも絶賛され、プレミアリーグの2月の月間最優秀ゴール賞の候補に入った。
三笘以外には、モハメド・サラー(リヴァプール)、イーサン・ヌワネリ(アーセナル)、ジェームズ・ターコウスキ(エバートン)、マテウス・クーニャ(ウルヴァーハンプトン)、ダニエル・ムニョス(クリスタル・パレス)、デヤン・クルセフスキー(トッテナム)、ジャスティン・クライファート(ボーンマス)のゴールがノミネートされたが、その中でも三笘のゴールのシュートに持ち込むまでの芸術点は圧倒的に高い。