
J1の柏レイソルのサポーターが埼玉スタジアムで歌い上げた“アウェイ専用チャント”が大きな話題を集めている。
3月2日に行われた浦和レッズ対柏レイソルの一戦の試合後だった。今季初の本拠地・埼玉スタジアム開催だった浦和に対して、柏は立ち上がりからゲームを支配し、前半14分に小屋松知哉、同31分には垣田裕暉がゴールネットを揺らして2−0の快勝を収めた。
これで柏は開幕4戦無敗(3勝1分け)で首位に浮上。一方の浦和は4戦未勝利(2分け2敗)で19位となった。
そして試合後、埼玉スタジアムのゴール裏の一角に陣取っていた柏サポーターが「柏レイソル!柏レイソル!」の手拍子の後、一糸乱れる手拍子と腹の底からの大声で「浦和の街を黄色に染めようぜ〜!俺らの声で黄色に染めあげる〜!柏行こう〜俺たちと!柏行こう〜どこまでも!」と歌い続けた。
このチャントは、柏の2025年のアウェイ専用の新チャント『トリバーチ』。かつて「J2柏コール」の屈辱を味わい、今オフに大黒柱のマテウス・サヴィオを強奪される形となった柏サポーターにとっては会心の歌声となった。