２０２４年シーズンまでの８年間にわたって川崎フロンターレで分析コーチを務めた二階堂悠氏。国内７冠に貢献した二階堂氏が２０２５年J１リーグ第５節のFC東京と湘南ベルマーレとの試合について語った。
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J１リーグ第５節を無敗で迎えた湘南ベルマーレが敵地に乗り込んで挑んだのは、ＦＣ東京。前半は東京がペースを握り、湘南はなかなか前に出られない。それについては、東京の前線のランニングが有効だったこと、また、蹴らせたうえで回収できていたことが大きかったとこの記事の１項、２項目で触れていた。
後半は湘南がやや持ち直してみせた。その要因として、雨も徐々に強まる中で芝が滑って両チームともにミスが散見されたことや、湘南が徐々に相手の戦い方に慣れていったことも挙げられる。
「攻撃でも、ロングボールや速い攻撃を中心としていた前半に比べて、鈴木雄斗からのサイドの流し込みや小野瀬康介から背後への良いボールが出ていましたし、福田翔生がサイドの奥に走ったりとかといった場面も見られました。そこからシュートまで行ければいいし、シュートまで行けなくても東京に蹴らせて湘南が回収できていたように見えました」
