
仕掛けからフィニッシュまで一人で決め切ったサッカー日本代表MF久保建英に称賛の声が集まっている。
現地2月23日、スペイン1部ラ・リーガ第25節が行われ、久保擁するレアル・ソシエダは本拠地レアレ・アレーナでレガネスと対戦して3−0で勝利した。リーグ戦3試合ぶりのスタメン出場となった久保は、4-1−4−1の右サイドでプレー。立ち上がりから相手に脅威を与え続けると、1−0で迎えた後半3分に魅せる。
“何もないところ”からだった。敵陣右サイドのタッチライン際でパスを受けた久保は、相手の左ウイングバックのフアン・クルスとの1対1で縦に仕掛けると、細かいステップから相手の股の間を抜いて中へ。そのままボックス内に侵入すると、CBアドリア・アルティと対峙しながらカットイン。そしてスペースのないところで素早く左足を振り抜くと、シュートが相手を当たってややコースが変わりながらも鋭い軌道でゴール左隅に突き刺さった。
このゴールが久保にとっては今月13日のヨーロッパリーグ(EL)のミッティラン戦に続く、今季公式戦7ゴール目。リーグ戦では、1月13日の第19節ビジャレアル戦以来、約1か月ぶりの今季5ゴール目となった。