
2月22日、J1リーグ第2節が行われ、ガンバ大阪が36歳のMF倉田秋の2得点でアビスパ福岡に2−1の勝利した。その2点目のゴラッソ弾に称賛の声が寄せられた。
大阪ダービーとなった開幕セレッソ大阪戦で2-5というショッキングな敗戦を喫したG大阪にとって、本拠地パナソニックスタジアム吹田での仕切り直しの一戦。ダニエル・ポヤトス監督は開幕戦からスタメン4人が入れ替えたが、その中の1人がG大阪アカデミー出身で背番号10を背負うベテランMF倉田だった。
開幕戦でも途中出場から様々なポジションをこなした倉田は、この日は4-2-3-1の左サイドMFに入ると、立ち上がりから左サイドバックの黒川圭介と好連携を見せながら攻守に奮闘。そして前半22分に、黒川のクロスをゴール中央でFWイッサム・ジェバリが触ったこぼれ球に素早く反応し、ダイビングヘッドでゴールに押し込んで先制点を奪う。
そして圧巻だったのが後半13分だ。今度は右サイドからのクロスを相手DFが頭でクリアしたところに反応。足裏ワンタッチでの完璧なトラップを見せた直後、ゴール左45度の位置から右足を鋭く振り抜き、カーブをかけながらゴール右上隅に突き刺す威力抜群のコントロールショットを繰り出し、この日2点目のゴールを奪って見せた。