川崎・伊藤達哉が古巣・柏との初J試合に向け「ゴールやアシストで勝利を」と憧れ舞台での恩返しデビュー誓う……「自分が育った場所」「あそこでデビューすることがプロ」の想いを胸にの画像
柏レイソル戦に向けての公開練習で汗を流す川崎フロンターレの伊藤達哉 撮影:中地拓也
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 2月22日、川崎フロンターレ柏レイソルとJ1リーグ戦第2節を戦う。その試合に特別な思いで挑むのが伊藤達哉だ。

 伊藤は今年1月10日にマクデブルク(ドイツ)から川崎への加入が発表された。プロチームへの入団は2015年の7月で、チームはハンブルガーSV(ドイツ)。その後、シント=トロイデン(ベルギー)でもプレーしており、身長167cmと上背はないが、そのドリブルを武器にヨーロッパで戦ってきた。川崎ではすでにACLE・浦項スティーラース戦で出場して先制点をアシストしているものの、Jリーグでのプレー経験はなく、柏戦で出場すれば初めてとなる。
 その対戦相手、柏レイソルは伊藤にとって特別なチームだ。伊東は柏レイソルU―12、U―15、U―18で育成年代を過ごしてきた。まさかの巡り合わせについて伊藤に聞けば、「ずっとそこで育って、海外に行って、違うユニフォームを着て自分が育った場所で出るのは、偶然にしても面白いなと思います」と“縁”を感じているが、「前日に違う準備するとかでもないですし、自分の普段通りのルーティンで試合に臨もうとは思います」と平常心を保つ。

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