「ペドリになってる」「芸術を感じた」リーズ田中碧の気品漂う華麗な“回転キープ”ドリブルが話題!「マジでうますぎる」「ワオンガムの鬼キープ」など称賛の声の画像
リーズ・ユナイテッドに所属するサッカー日本代表の田中碧 撮影:中地拓也

 チャンピオンシップ(イングランド2部)のリーズ・ユナイテッドに所属するサッカー日本代表MF田中碧が、ピッチ上で披露した華麗な“回転キープ”が話題となった。

 現地2月11日に行われた第32節、敵地でのワトフォード戦で、田中は4−2−3―1のボランチの一角としてスタメン出場した。首位を走るチームは、中盤を幅広く動き回りながらゲームをコントロールする田中のオーガナイズもあり、前半だけで3−0のリードを奪う。そして迎えた後半17分だった。

 相手陣内の左サイドからの味方の横パスをピッチ中央で受けた田中は、足元にボールを収めてゴール前を見る。相手DFが数的有利で味方FWの態勢も整っていない状況で、田中は焦ることなくボールをキープ。そこに相手MFトム・インスが必死にボールを奪いにきたが、その猛プレスに対して背中でボールを隠して円を描きながら巧みにドリブル。相手に一切、ボールを触らせずに一回転して前を向くと、ボックス内のマノル・ソロモンへ縦パスを入れた。

 そこからパス&ゴーでボックス内に侵入した田中。ソロモンからのリターンパスが自身の背中側を通ってスルーする形でヨエル・ピローに渡り、そのピローがダメ押しの4点目を奪った。

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