
現地2月6日、フランス国王杯のラウンド16が行われ、スタッド・ランスは5部のブルゴワン・ジャイユーと対戦し、0-0からのPK戦を3-2で制して準々決勝を決めた。その死闘直後、伊東純也&中村敬斗&関根大輝の日本代表トリオの安堵のスリーショットに反響が寄せられた。
リーグ戦は9試合未勝利と苦しい状況が続いているスタッド・ランスは2月3日にルカ・エルスネル監督が解任となり、サンバ・ディアワラコーチが暫定監督として、この日のカップ戦を迎えた。システムは4-2-3-1と変わらず、伊東は右サイドMFで出場したが、中村がそれまでの左サイドではなくトップ下に入り、そして関根が右サイドバックとしてピッチに立った。
試合はスタッド・ランスが何度もチャンスを作りながらも“最後”が合わずに0-0のまま前半を終える。すると中村がハーフタイムで交代し、関根も後半12分に警告を受けた影響もあって同20分に交代。伊東は90分フル出場も、迎えたPK戦では4人目に蹴るも相手GKに防がて失敗となった。それでもチームは、控えGKアレクサンドル・オリエロが3人連続ストップの活躍を見せて、辛うじての勝利を飾ってベスト8進出を果たした。
その試合後、関根が自身の公式インスタグラムを更新し、試合中の自身の写真と、試合後のゴール裏で伊東、中村の“ランス3兄弟”が安堵の表情を浮かべているスリーショットを投稿した。そしてハッシュタグに「stadedereims」、そして「ニキ」と「ニキニキ」を付けて、スタメンデビュー戦での勝利を喜んでいる。