■DFラインにも計算できる新戦力が

 DFにはブラジル人CBエドゥアルド横浜F・マリノスから獲得した。昨シーズン全試合に出場した田中隼人が所属元の柏レイソルへ復帰し、ブラジル人CBヴァウドもチームを離れたが、エドゥアルドはJ1でも十分にプレーできる実力者だ。最終ライン中央は強固となった。昨年6月に膝に大ケガを負い長期離脱中の新井一耀が戦列に戻れば、CBのチョイスはさらに充実する。

 SBにも計算できる選手を迎えた。関口正大高畑奎汰だ。

 関口はヴァンフォーレ甲府で5シーズンを過ごし、J2通算143試合に出場してきた。左右両サイドに適応し、3バックのCBでもプレーできる。

 ジュビロ磐田から加入の高畑は左利きのサイドプレーヤーで、23年は大分トリニータで主力として機能した。サイドバックでもサイドハーフでもプレーできる24歳は、昨シーズン全試合に先発したDF米田隼也とともに左サイドを支えていくだろう。

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(2)へ続く
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