
蹴球放浪家・後藤健生は世界中でサッカーを観戦してきた。試合のみならず、移動も含めて、すべてを楽しんできた。そんな蹴球放浪家が体験した「サッカー観戦がさらに楽しくなる」入国審査のススメ!
■ゲートチェンジが「多すぎる」中国の空港
海外旅行に行くときには(とくに島国である日本では)、航空機を使うのが一般的でしょう。なにしろ、他の交通手段に比べて、はるかに速いですし、今では格安航空会社(LCC)を使えば、最も安い交通手段だからです(国内旅行でも飛行機は新幹線よりも割安。行き先によっては高速バスよりも安いこともあります)。
でも、飛行機での旅行はあまり面白いものではありません。
国際空港というのはインターナショナルな空間です。世界中のほとんどの国の空港ではチェックインから登場までの手続きはほとんど同じです。だからこそ安心ですし、実際、普通の国とちょっと違っていたりすると焦ったり、イライラしたりすることになります。
たとえば、入口から搭乗まで何度も荷物検査がある空港とか、ゲートチェンジが多すぎる中国の空港とか……。
そして、国際空港なら、ほとんどどこでも英語が通じます。
ですから、そんな国際空港で飛行機に乗って、国際空港に到着して、外国人がたくさん乗っている空港バスに乗車すると、なかなか「現地に着いた」という感覚が味わえません。