サッカー元日本代表の遠藤保仁氏が沖縄キャンプ中に垣間見せた、さりげなくも上質なプレーに反響が寄せられた。
昨年1月に現役引退を発表した遠藤氏は、J1通算672試合に出場して歴代最多の12回のベストイレブン選出、そして日本代表通算152試合に出場してW杯でも華麗なFK弾を決めた文句なしのレジェンドだ。引退発表と同時にガンバ大阪のコーチに就任し、今年で2年目を迎えている。
新チームを1月7日に始動したG大阪は、同17日から沖縄・中城村でトレーニングを続けている。その様子をクラブは公式ユーチューブで「キャンプレポート」として公開しており、その中でチームに帯同し、選手たちの練習をサポートしている遠藤コーチの姿も見ることができる。
そしてキャンプ13日目、「リカバリーと筋トレ」「若手組は充実したトレーニング」と説明された練習動画の中で、前日に45歳の誕生日を迎えたばかりの遠藤コーチの姿もあった。その動画の最後の部分には、現役時代と変わらぬリラックスした姿の遠藤コーチが、ボックス外からのシュート練習のポスト役を務めているシーンが収められており、素早く細かいパス交換からのラストパスを、さりげなくも完璧にこなしている。