イングランド・プレミアリーグのチェルシーが、「巳年特製ウェア」を発表した。文化の融合とデザインの素晴らしさに、世界中から賛辞の声が上がっている。
サッカーは世界共通の言語だ。また、グローバルなスポーツであるサッカーは、さまざまな形で世界の人々をつなげていく。
チェルシーも今回、サッカーを通じて文化の融合に取り組んだ。テーマは「巳年」である。
日本ではすでに巳年が始まっているが、中国でも同じく蛇を干支とした1年が始まる。中国では来週、旧正月である春節を迎え、巳年がスタートするのだ。
この節目を前にして、チェルシーは巳年をテーマとした試合前のトレーニングウェアを発表した。そのデザインが、世界中で反響を呼んでいるのだ。
ベースとなるのは「鱗」だ。黒をベースカラーとして、モザイクになった鱗模様が全体を覆っている。
そこに重なるのが「金」である。まさに蛇のように右胸や袖部分を黄金のラインがのたうっており、さらには左胸のエンブレムも黄金色で彩られている。