■「2歳の誕生日より海外との仕事を優先するなんて」

 その絆は翌年も変わらない。24年の川崎―浦和のカードも5月3日開催となり、メーカブーの1歳の誕生日を祝うべく、「陸前高田ランド春」&メーカブー誕生祭が開催されていた。
 だからこそ、もともと予定されていた25年のこのカードも4月29日開催ということで2歳の誕生会を行うには最適な日といえたが、1月22日発表の日程でその後倒しが濃厚に。もちろん、川崎のACLEの結果次第にもよるが、誕生会開催の行方が注目されることとなったのだ。
 実際、SNS上では以下のような声が並んだ。
「子供(メーカブー)の2歳の誕生日より海外との仕事を優先するなんて酷いチームだ。川崎の教育方針はどうなっているのか。ネグレクトも疑われるので引き取って育てることも検討しないといけないな」
「メーカブー、誕生日近辺にパパに会えないのか…かわいそう」
「メーカブーちょっと楽しみにしてたんだけどな笑」
「#浦和レッズ サポーター(父)としてはお祝いしてあげたい反面 #川崎フロンターレ 氏にはACL頑張ってほしいので複雑ですな」
「メーカブーちゃんの誕生日会は延期かな…」
「まだ5/21に決定した訳じゃありませんから…やっぱり子供の行事を優先とか何とか」
「浦和の叔父貴激おこ案件か」
 1月18日に開催された川崎の新体制発表会でメーカブーは空を飛ぶことに成功しており、“父”の前でその成長ぶりを見せることが期待されるが、現時点で、両クラブから2歳の誕生会開催についての公式なアナウンスは行われていない。
 今後、試合日程が正式に変更されたとしても、誕生祭はこの日に川崎・浦和サポーターの前で行われるのか。それとも、誕生日を優先して近い試合に開催されるのか。今季のJリーグ開催を前に、早くも両チームの山場が訪れた。

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