J1東京ヴェルディが1月7日、2025年の新体制発表に合わせて新たなユニフォームデザインを発表した。胸エンブレムが輝く一着に、ファンから多くの反響が寄せられた。
16年ぶりのJ1復帰を果たした昨季、前評判を覆す粘り強い戦いを続けてリーグ戦を6位でフィニッシュした東京V。その躍進を支えたFW染野唯月、FW木村勇大、FW山見大登、DF林尚輝のレンタル組を今オフに完全移籍へと切り替えることに成功し、新たにジュビロ磐田からDF鈴木海音、MF平川怜、ガンバ大阪からMF福田湧矢らを加え、就任4年目となる城福浩監督のもとで2025年のスタートを切った。
そのJ1復帰2年目のユニフォームの特徴は、大きく2つ。1つ目は、時代へ突破し成長する勢いを右肩上がりの柄で表現した“ブレイクスルー(突破)”グラフィック。1stはV字形状の連続で勢いと力強さ、2ndはゴールドの光のラインでヴェルディの拡がりを表現した左右非対称デザインとなった。
そして2つ目が、クラブ伝統の「始祖鳥エンブレム」をユニフォームに復活させたこと。2020年以降、「V」をモチーフにした新デザインのエンブレムがユニフォームの左胸に施されてきたが、今回は6年ぶりに「始祖鳥」が復活。そしてポリクレストワッペン(ウレタン高周波立体設計)で、黄金の縁取り仕様になっている。