現地1月4日、フランス1部リーグ・アン第16節が行われ、スタッド・ランスに所属するサッカー日本代表MF中村敬斗が鮮やかな左足弾を決めた。
ウインターブレイク明けの2025年の初戦。リーグ戦10位のスタッド・ランスは敵地でのサンテティエンヌ戦に臨んだ。中村は4−2−3-1の左サイドでスタメン出場。右サイドの“兄貴分”伊東純也と両翼コンビを組んでピッチに駆け出した。前半16分に中村、伊東の2人で作ったチャンスはゴールならずも、0−0で迎えた前半42分だった。
起点は伊東だった。中盤右サイドのタッチライン際でパスを受けた伊東が、前方のスペースへ絶妙の浮き球パスを送ると、オーバーラップした右サイドバックのアウレリオ・ブタがダイレクトで中央へ折り返す。そのクロスをニアサイドで相手DFが先に触ったが、クリアし切れずに後方に流れたところに中村が反応。逆サイドからゴール中央に走り込み、絶妙のポジションを取っていた背番号17は、ワントラップしてから左足を振り抜き、強烈なシュートをゴールネットに突き刺した。
これが中村にとってリーグ戦5試合ぶりの今季7ゴール目。得点ランキングでリーグ全体でも5位タイにランクインされた。