■「引退スピーチ」では感極まって…
残念ながら、ロベカルは前半14分で交代。狂気の弾丸FKを拝むことはできなかったが、エル・コネホ(ウサギ)ことサビオラは、シャビのスルーパスから訪れた決定機を確実に決めた。
試合は、イニエスタのクロスがオウンゴールを誘発し、バルサ・レジェンズが2‐1で勝利。試合後、イニエスタに声をかけると、気さくな笑顔を浮かべて、サムズアップ(親指を立てて上に向けるハンドサイン、日本や欧米では「いいね!」という賛成・同意・満足などを意味)してくれた。
奥さんと5人のお子さんに囲まれた引退スピーチでは、感極まったのだろう、両目が赤く充血し、涙で潤んでいるように見えた。
今後は、サッカーの指導者を目指したいと語ったイニエスタ。バルサの先輩、ペップ・グアルディオラ、シャビ・エルナンデスを超える名監督になることはできるのか。今後が楽しみだ。