12月23日、異例の移籍が発表された。直後に本人が明かしたライバルへの胸の内と、その4ショットが大きな反響を呼んでいる。
ヴィッセル神戸はこの日、驚きのリリースを出した。それは、キャプテン・山口蛍の完全移籍。J1王者の主将が抜けること自体がニュースなのだが、さらに驚くべきは、その移籍先がJ2クラブであること。新たな所属先となるV・ファーレン長崎は今季、J2を3位でフィニッシュ。J1昇格プレーオフに進んだものの、ベガルタ仙台に敗れて来季もJ2で戦うことが決まっていた。
山口は1990年生まれの34歳で、セレッソ大阪の下部組織からトップチームに昇格。ドイツでプレーした期間はあったものの、プロ生活のほとんどを関西で過ごしていた。
それだけに覚悟の移籍であることが分かるが、この日、自らのSNSを更新してメッセージと4ショットを公開している。メッセージは以下。
「高徳、サコ、ヨッチ、君たち3人の存在が常に刺激でした。
俺は君たち3人とは全然一緒ではないし、海外でも活躍出来なくて日本代表でも全く活躍出来なかった。
それでも周りの人達は俺を一緒のように扱ってくれた。
光栄な事だし嬉しかった!けどその反面物凄くプレッシャーで辛い時期もあった。
でも毎日3人の練習の姿勢、サッカーに対する取り組み、それを見てると俺もやらないといけないと自分を奮い立たせ日々負けないように取り組んできた。
神戸で過ごした時間はかけがえのない時間になったし、3人が居たから俺も必死に喰らい付いてここまでやってこれた。
カテゴリーは違うけどこれからも刺激を受けながらまだまだ出来るってとこを見せたい!
普段恥ずかしくて直接は言えないけど本当に3人には感謝してます。
共に闘ってくれてありがとう!
これからも3人の活躍を見て刺激を受け、まだまだ成長する。
頑張ります!
幸せな時間をありがとう
これらもよろしく」