12月10日、「2024Jリーグアウォーズ」が横浜市内で行われた。この式典でのサッカー元日本代表FWの言葉が大きな反響を呼んでいる。
すでに34名の優秀選手賞が発表されていた中で、ベストイレブンが発表された。優勝したヴィッセル神戸からは3人が選出されていたが、その中の一人である武藤嘉紀が今季のMVPに選ばれた。
武藤嘉紀は大迫勇也や宮代大聖らと強力な攻撃陣を形成。印象に残るゴールも決めるなど、チーム2連覇になくてはならない存在だった。
武藤は壇上でマイクを持つと、「J1・MVPという歴史と名誉あるこの賞をいただき、心よりうれしく思います」と感謝の言葉を述べたうえで、率直な気持ちを明かしている。
その一つが子どもとの関わり方だった。武藤は単身赴任での生活を送っているが、「妻と子どもたち、サッカーバカな僕に今までついてきてくれて本当にありがとうございます」と述べたうえで、驚きの素顔を明かしている。
武藤は、「単身赴任で月に一回帰れるかどうか分からない僕ですが、子どもの誰か一人でも熱や風邪があると、移るわけにはいかないとキャンセルしました」と、家族に支えてもらっている中での判断にも触れている。