12月8日に行われたJ1リーグ最終節、各地で試合後に引退セレモニーが行われる中、J1浦和レッズの宇賀神友弥の「娘さんからのお手紙」に大きな反響が寄せられた。
現在36歳の宇賀神は、浦和ユースから流通経済大学在学中の2009年に浦和の特別指定選手となり、2010年に浦和に正式加入した。以降、主にサイドバックやウイングバックとして活躍し、J1のステージ優勝や天皇杯優勝、そしてACL優勝などに貢献した。2022年から2シーズンはJ3のFC岐阜でプレーした後、今季古巣に復帰。浦和での公式戦出場は400試合を超える。
その宇賀神はこの日、本拠地・埼玉スタジアムでのアルビレックス新潟戦に後半35分から出場して6月のジュビロ磐田戦以来のピッチに立つと、試合後には同じく今季限りで引退する興梠慎三と揃って引退セレモニーを行った。
そこに宇賀神の娘、現在7歳の長女りおちゃんが手紙を持って登場した。そしてマイクを前に「パパへ、プロサッカー選手15年間、お疲れ様でした」と挨拶。「これからは食べたいものをいっぱい食べて、ゆっくりしてください!」とスタンドの笑いを誘うと「パパ大好きだよ」とメッセージ。さらに「浦和も岐阜も楽しかったね!」岐阜で生活した2年間も振り返り、愛くるしい笑顔を振り撒いた。