AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の公式SNSで、前節のベストイレブンが発表された。世界的スターとJリーガーが選出され、日本のファンも胸を熱くしている。
Jリーグは佳境に入っているが、ACLはスタートしたばかりだ。今季から最上位はACLエリート(ACLE)などとカテゴリー分けがなされ、ACLEには日本からヴィッセル神戸と横浜F・マリノス、川崎フロンターレが参加している。
11月26、27日にはリーグステージのマッチデイ5が行われ、3チームともに勝利。グループEASTで神戸が首位に立ち、3位に横浜FM、4位に川崎と、日本勢は上位につけている。
その最新試合を受けて、ACLは今節のベストイレブンを発表した。その11人の中に、Jリーグから2人の選手が選出されている。
1人は横浜FMの山根陸だ。ホームでの浦項スティーラーズ戦にフル出場し、2-0の勝利に貢献している。
もう1人は、川崎の三浦颯太だ。ブリーラムとのアウェイゲームでフル出場するのみならず、先制点も決めて3-0の勝利へと導いた。
広いアジアの中からの11人に選ばれるだけでも光栄なことだが、今回の選出をさらにスペシャルに感じさせるものがある。世界的なスターの存在だ。
ACLEのSNS上での発表で、4-4-2のフォーメーションに入った11人の中には、ものすごい名手がいた。山根とボランチコンビを組んでいるのは、上海海港に所属する元ブラジル代表のオスカルなのだ。
さらに前線へと目を移すと、驚くべき存在がいることに気づく。リオネル・メッシとバロンドールを分け合ってきたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが2トップの一角に君臨しているのだ。
C・ロナウドは第5節、アル・ナスルの一員としてアル・アインと対戦。チーム2点目となるゴールを挙げ、勝利に貢献していた。