J1のセレッソ大阪が、今シーズンのホーム最終戦で地域のための募金活動を行う。その際に「心遣い」としてプレゼントされるTシャツのデザインと値段に、驚きの声が上がった。
Jリーグのクラブが愛されるのは、ピッチ上で展開されるプレーのみによるのではない。地域密着を掲げて、ともに歩んでいることが感じられることも、人気の大きな要素である。
C大阪も、その例に漏れない。今季ホーム最終戦となる11月30日の鹿島アントラーズ戦では、まさに地域と一体となった募金活動を行う。
今回の募金は、大阪府共同募金会と連携しての、地域貢献を目的としたものだ。集まったお金は「社会福祉法人 大阪府共同募金会」を通じて、地域社会への支援活動などに活用されるという。
これだけでも素晴らしい話だが、ファンにとってうれしいのは、募金額に応じてクラウドファンディングの「リターン品」のようなプレゼントがもらえることだ。募金額が200円以上であればオリジナル缶バッジ、300円以上ならクリアファイルが、それぞれ100個限定ながらプレゼントされる。
500円以上の募金をすると、ふわふわタオルが当たるゲームに参加できる。ここまでも手厚いサービスだが、驚くのはその先だ。何と、1000円以上の募金には、返礼品として缶バッジとクリアファイルに加えて、オリジナルTシャツがプレゼントされるという。
このTシャツは、クラブの設立30周年をテーマに、地域の学生がデザインしたものだという。真っ白なTシャツの真ん中には大きな桜の花がピンクと白で2つ描かれ、サッカーボールも絡めて美しいデザインとなっている。そして左胸には、クラブのエンブレムが輝く。