■田中碧は「大好物の相手」まで温存
後藤「でも、田中碧もリーズで調子が良いんでしょ」
大住「田中は大好物のオーストラリア代表との試合にとっておこうよ。あとは、最終ラインをどうするかだね。今回の試合でまた少し慣れた橋岡大樹を使うのが、順当だとは思うけど。あるいは関根大輝を使うか。前の方は2、3枚変わることはあると思うけど、最終予選だから総入れ替えをするわけにはいかないはず。とはいえ、中国に勝ったら勝点16になるから、本大会出場はほぼ決まりだと思うけど」
後藤「僕はもう、開幕前から決まりだと思っていたけど、投票所が閉められて開票作業が始まる前なのに、もう当選確実が出るようなものだよ」
大住「勝点3を積み上げたら、現状で他チームとの間にある勝点7差が縮まることはないんだからね」
――本大会出場に王手をかける一戦になるかもしれませんね。
大住「ここで緩んで引き分けるとか、勝点を落とすようなことは絶対に避けないといけない。攻撃陣の先発を3人入れ替えてもまったく冒険などではないけど、最終ラインを大幅に入れ替えることは、ちょっとあり得ないかな。そんなこと、森保監督はしないだろうけど」
後藤「してくれ、とお願いしても、してくれないよ。遠藤と守田のボランチコンビだって変えないよ。後半になって田中を使うことはあるかもしれないけど」
大住「遠藤と守田は、ワールドカップ本大会でも、おそらくけっこう良いレベルにつけるコンビだと思うよ」