イングランド2部リーズ・ユナイテッドに所属するサッカー日本代表MF田中碧のプレー集に称賛の声が寄せられている。
現地11月2日に行われたチャンピオンシップ第13節で、リーズは本拠地でのプリマス・アーガイル戦で3−0の快勝を収めた。6試合連続でスタメン出場した田中は、1−0で迎えた前半22分にボックス角から積極的にシュートを放ち、ヨエル・ピローのゴールを演出。それ以外の場面でも、中盤の低い位置から長短織り交ぜたパスをシンプルかつ効果的に配球して巧みなゲームメイク能力を披露し、さらに鋭い読みと球際の強さで守備面でも大きく貢献した。
そして試合後にファン投票によって決めるプレイヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に、ゴールを決めた3選手ではなく、田中が選ばれた。クラブ公式エックス(旧ツイッター)では、田中の90分でのボールタッチ133回、パス106本、デュエル勝利5回、タックル3回、インターセプト1回とのデータを公開し、ファン投票で44%の票を獲得(2位はダニエル・ジェームズで33%)したと紹介している。
これで田中は前節に続いて2試合連続のPOTM受賞。クラブ公式エックスでは、田中の個人ハイライト動画を制作し、この日の田中の縦横自在のプレーシーンを43秒の特製動画にまとめて紹介している。