■手取川の戦いから447年後のPK戦の末
SNS上で話題に上がった「手取川の戦い」とは、戦国時代の1577年11月3日に今の名古屋を含めた尾張・織田信長軍と、越後・上杉謙信軍が、加賀国(今の石川県南部)の手取川で激突した合戦。越後全体に影響を及ぼしていた上杉軍が、織田軍より少ない兵数で勝利していた。
その手取川の戦いから447年後、名古屋サポーターは東海道新幹線、新潟サポーターは上越新幹線を利用してともに2時間余りの道のりを経て、国立競技場で激突した。結果は延長戦まで戦って3−3、そしてPK戦の末に名古屋が勝利して、3年ぶり2度目のルヴァンカップ優勝を果たした。最後は明暗分かれたが、両軍サポーターは最後まで大声援を送り続けていた。