■昇格へのモチベーションが非常に高い「JFL」
いずれにしても、JFLというリーグは企業チームが減少して、Jリーグ昇格を目指す地域密着型クラブが主体のリーグとなってきているのだ。
こうしたクラブは、Jリーグでのプレーを経験した選手を多数、擁している。元Jリーガーのベテランだけでなく、戦力外となりながらもJリーグへの復帰を目指す中堅選手。そして、Jリーグクラブで出場機会を得られなかった若手もいて、昇格へのモチベーションは非常に高い。
そうしたクラブに対して、企業内クラブは社員選手が多く、引退後は企業内でキャリアを築こうという選手が多いのだ。
いずれ、JFLがJリーグ志向のクラブだけのリーグになっていく可能性もある。実質的な「J4リーグ化」ということになる。
そうした中で、ソニー仙台の活動終了という事態が起こったのだ。