現地時間の10月10日、サッカー日本代表がサウジアラビアで歴史的な1勝を挙げた。5万6千人以上の観客が集まったスタジアムで、決勝ゴールを決めた鎌田大地がその“超アウェイ”の環境について試合後に述べている。
ここまで2連勝としている2026FIFAワールドカップアジア最終予選。森保ジャパンは3戦目にして、難しい試合を行うこととなった。舞台はサウジアラビア・ジェッダのジッダのキング・アブドゥラー・スポーツシティ・スタジアム。30度を超える気温と、高い湿度、そして、大観衆が作り出す光景が選手を圧倒しようとする。
加えて、選手入場時にはサウジアラビアサポーターがコレオも実施。5万人以上の空気感を作り出した。
それでも鎌田が前半14分に先制点を奪って、チームのプレッシャーをはねのけてみせる。その後、難しい局面も迎えたものの全員で乗り切り、逆に後半に追加点をゲット。2-0で勝利した。
鎌田は試合後、現地メディアから暑さについて聞かれると、「ヨーロッパでやっている選手にとっては、すごい暑かったと思うし、とても素晴らしいスタジアムで観客も6万人入って、暑さプラス人の熱気とがこもっている感じがして、暑さだけでなくそういうものが伝わってきて難しいなと思いました」と感想を述べている。