10月1日、川崎フロンターレがACLEのグループステージ第2戦として韓国・光州と対戦した。この試合での判定が、現地勢を混乱させた。
韓国・蔚山との初戦を白星で終えた川崎が、第2戦としてホームに迎えたのは韓国・光州。第1戦で、横浜F・マリノスを相手に7得点を奪って勝利したチームである。鬼木達監督も前日会見で「破壊力のある相手」と警戒していたが、前半、PKから先制点を献上してしまう。
得点を欲す川崎は、ハーフタイムに1人を交代するなど積極策に出る。そして、それが実ったかの思われたのが55分の場面だ。GKも含めて最終ラインでボールを回す相手に、まずは小林悠が猛プレス。さらにボールが乱れたところ、橘田健人がプレスをかけてパク・テジュンがパスミスを誘発したかに見えた。
それをシュートにつなげたのが小林で、相手GKが出てくる前に左足でシュート。きれいな弧を描いたボールは鮮やかにネットを揺らしたのだ。喜び小林と橘田だったが、主審は笛を吹いてゴールを認めず。その後、VARが介入したものの、そのまま認められることはなかった。