■結果として「フリーにしてしまった」
「このチャンピオンシップ(英2部)で、個の力を磨いていかないといけない。
対峙するのは、より強くて、より速い相手だと思う。そこでどんどん仕掛けていって、自分のストロングポイントを磨いていけば、国際大会でも力を発揮できると思う。そこは本当にやり続けるしかない」
向上心の高い斉藤らしく自己評価は厳しいが、日本代表MFの鎌田大地は「今日もやられかけた」と斉藤のプレーに感銘を受けたと明かす。ピッチ上で相まみえた斉藤の印象について、鎌田は次のように語った。
「ファウルをもらえるところでうまくもらったりして、ボールを簡単に失わない。仕掛けるとこは仕掛けるし(対応が難しい)。
クリスタル・パレスも彼をマークするために2人の選手が引きつけられ、結果として、相手のサイドバックをフリーにしてしまった。斉藤選手の仕掛けから、チームとしてやられたシーンが何回かあったので。
まだ若いし、イングランド2部でしっかりプレーできているというのは、やっぱりすごいこと。日本サッカーにとって、すごく良いことだと思う」