■「そこをクリアしてからが勝負」

「オランダリーグと比べて、タフというイメージはすごくあります。パスをつなげるところも、オランダよりもゴールに近づけるプレーをしている印象があります。そこに慣れないといけない。
 チームメートに、自分のことをもっと知ってもらわないといけない。同時に自分も、チームメートや対戦相手のことをもっと理解しないといけない。早く慣れていかないといけないです。そこをクリアしてからが勝負かなと。早く慣れることが自分の課題と思っています」
 記者が「球際でも、うまくやれているように見えた」と伝えると、
「自分としては、まだ全然だなと感じています。オランダ時代に比べると、負けているところは全然、負けているので。また、相手がファウルで止めに来ても、倒れずにチャンスにつなげるところまで持っていきたい。体の部分も走る部分も、全然、足りていない。今日の試合も強度がめっちゃきつかった。なので、もっと上げないといけないと思っています」
 そして斉藤は、チャンピオンシップで日本人選手が激増している現状について言葉を続けた。

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