■「全然やれなくはなかったので…」
最終的に、斉藤は後半23分までプレー。リーグ杯2回戦のルートン戦に続き、公式戦2度目の先発となったこの試合で、まずまずの活躍を見せた。
その一方で、マッチアップしたコロンビア代表DFダニエル・ムニョスの激しい寄せに苦しむ場面も。これまでベルギー2部で1シーズン半、オランダで2シーズン戦ってきた斉藤はうまくいなすシーンもあったが、執拗に寄せられ、倒されることもあった。
1−2でクリスタル・パレスに敗れた試合後、斉藤光毅は充実感を漂わせながら次のように振り返った。
「結果以上に差を感じました。自分にはチャンスもそんなになかったですし、むしろ相手にけっこうチャンスを作られた。でも、これがチャンピオンシップ(英2部)とプレミアリーグの差と思っています。でも、全然やれなくはなかったので、そこは自信として、しっかり持ちたい。今後につなげていけばいいかなと思ってます」
記者の「差というのは個の部分か、それともチームとしての差か」との質問に、斉藤は次のように答えた。