9月18日、AFCチャンピオンズリーグエリートのリーグステージ第1戦に挑んだ川崎フロンターレが蔚山現代を撃破した。その試合で注目された一つが、ピッチ状況だった。
猛暑の影響もあってサッカースタジアムの荒れたピッチが話題になっている韓国。日本人サッカーファンとしては今回のACLEの開催で注目されているが、韓国国内ではすでに大きな問題に。2026FIFAワールドカップアジア最終予選に挑む韓国代表としても、その問題に直面することになっていた。
蔚山との試合を翌日に控えた17日、川崎フロンターレの鬼木達監督も「アジアのトップを目指す大会で、このピッチは残念に思います。お互いにいい選手がいるので100%を出し合えるピッチコンディションでやりたかったのが正直な思いです」と明かしていた。
そして試合当日、実際にプレーした川崎の選手もそのピッチ状況に驚いたという。先発したFW小林悠に聞けば、「いやあ……もう……」と考えたうえで、「初めてぐらい悪かったかもしれないです。アップのときとか、もう笑っちゃうぐらいに普通のボールがポンポンポンって(はねて)。ギリギリまで見ないと本当にトラップが難しいですし、バウンドがすごい跳ねる」とその難しさを説明した。