■キャリアのすぐ先にあった「CL本戦出場」

 昨季ベルギーリーグの最終順位が2位だったサン=ジロワーズは、CLの予備予選に参戦。8月にチェコのスラビア・プラハと予備予選を戦い、町田もホーム&アウェイの2試合で先発した。
 しかし、2試合合計スコアで1ー4の敗戦──。CL本戦出場の夢はかなわなかったが、自身が歩んでいるキャリアのすぐその先に、欧州CLの舞台が見えた。
 
 今年12月に「小学生サッカー山梨県選抜」が参加する、スペインの「TICTAC CUP」には、過去にラミン・ヤマル(17=バルセロナ)やガビ(20=バルセロナ)といった現スペイン代表の選手たちがプレーしたという。彼らは、今夏に行われた欧州選手権の優勝メンバーである。つまり、近未来のスター候補たちがこのコンペティションに集まることになる。
 町田は「小学生年代で世界レベルを経験できるのは貴重なこと。僕自身も国際大会を戦った経験が、日本代表やベルギーで戦うことに生きている。この活動でチャンスをつかんでほしい」と目を輝かせながら話した。

 

※町田浩樹プロフィールは【独占インタビュー2】もしくは【独占インタビュー5】をご確認ください。

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