スペイン1部のバルセロナが、新シーズンのアウェイ用ユニフォームを発表した。デザイン性も優れている上に験の良いユニフォームに、世界中のファンが賛辞を寄せている。
バルセロナのリベンジが始まっている。昨季は無冠に終わったが、ハンス=ディーター・フリック監督に率いられてスタートした2023-24シーズンはここまでラ・リーガで唯一の4連勝を飾っており、堂々と首位に立っている。
そのラ・リーガが各国代表チームの活動で中断となっているこの時期も、バルサは精力的だ。ファン待望の、今シーズンのアウェイ用ユニフォームを発表したのだ。
デザインは、一目で強い印象が飛び込んでくる。ベースカラーは、ブラックだ。
クラブのホームページによると、黒がユニフォームに採用されるのは史上4度目のことだという。しかもこの色は、クラブにとっては験の良いものだというのだ。
初めて黒が採用されたのは、2011-12シーズンだったという。ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いた最後のシーズン、チームはリーグ優勝は逃したものの、国王杯とスペイン・スーパーカップを制している。当時はサードユニフォームだったが、ファンの間には黒に対する良いイメージが残っているようだ。
その力強い黒を、クラブカラーがサンドしている。右脇部分にエンジ、左脇部分に青がスリットのように入り、黒との対比で色がさらに鮮やかに映るかのようだ。胸の中央部にデザインされたエンブレムも、黒を主体としながらエンジと青に縁取られている。