■「個々のレベルが非常に高い」代表に必要なのは

 町田は「今の日本代表は、選手個々のレベルが非常に高い」と言う。しかし、チームとして見た場合、まだまだ成長の余地があると話す。日本代表、そして町田が見据えるのは2026年のW杯だ。

「選手のクオリティから言えば、本当にトップ・オブ・トップでやっている選手ばかり。クオリティは間違いなく高い。
 ただ、チームとして見たときに、まだまだ未熟なのかなと。アジアカップで残念な結果になり、チームとして、まだ若いのかなと思いました。もちろん、その分、成長の伸びしろがある。3バックか、4バックか。そうした戦術的な幅の広さも、チームとして今後、必要になります。僕個人としても、代表としても、もっと成長していかないといけない」

 U-24代表の一員として参加した東京五輪。わずか9分間の出場に悔しさを募らせたが、意を決して飛び込んだベルギーで成長し、年代の上がるA代表のメンバーに名乗りを上げた。
 東京五輪で悔しさを味わったのは約3年前。ハードルを乗り越えてきた町田が、W杯最終予選で日本代表の大きな力になる。

 

※町田浩樹プロフィールは【独占インタビュー2】でご確認ください。

 

 

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