現地9月1日、プレミアリーグの第3節が行われ、日本代表MF鎌田大地が所属するクリスタル・パレスは敵地でチェルシーと1-1の引き分け。SNS上には「鎌田のシュートが決まっていれば」の声が寄せられた。
開幕2連敗スタートとなったクリスタル・パレスは、ミッドウィークのカップ戦での勝利を挟んで敵地での“ロンドン・ダービー”に臨んだ。オリバー・グラスナー監督は鎌田を3試合連続でスタメン起用し、3-4-2-1の右シャドーの位置に配置。前半は劣勢を強いられた中で25分に先制点を許したが、後半10分に同点に追い付くと、鎌田のゲームメイクも冴え始め、チャンスも幾度か作り出した。
その鎌田のハイライトは後半32分の場面だった。中盤センターサークル内から右サイドのダニエル・ムニョスへミドルパスを配球した鎌田は、そのまま前線に駆け上がってタイミング良くゴール前に入り込むと、ムニョスからのマイナス気味のパスに反応。ペナルティーエリア外から右足ダイレクトで強烈なシュートを放った。
決まれば逆転弾となっていたが、惜しくもゴールならず。シュートは威力十分ながらもチュルシーGKロベルト・サンチェスの正面を突き、辛うじてのパンチングで防がれる形となった。